夫の浮気の見つけ方③の続きです
7.元夫を問い詰める
しずか~に帰ってきた元夫、何も言わない。
私「いつから浮気してたの」
元夫「多分2?年くらい前だと思うけど…」
私「いや、3年でしょ。3年です」
元夫「…忘れました…確か冬でした」
冬とかいう情報いらんのよ!
手が冷たくて、二人で手を繋いで、一つのポケットに手を入れた思い出とか、
寒いね、とか言ってホテルに流れていった思い出とか、そういうの聞きたいわけじゃないから☠️
※妄想です
私「相手は何歳?」
元夫「…30…です」
私「30歳の女を3年間もキープして、どういうつもり?相手の人生だってあるのに、どうするつもりだったの?」
元夫「・・・どっちかと別れないといけないと思ってました」
私「『どっちか』!?」
元夫「いえ、相手とです、相手と…」
質問しても答えが返ってくるまですごーく時間がかかる上に、ものすごーく声が小さい。
私「それで、これからどうしたいの?」
元夫「…」
私「あの、待ってるのですが」
元夫「…相手とは別れます」
私「それで、私と離婚したいのか、したくないのか」
元夫「…」
イラッ
1時間位待ちました。なんか喋れや!
私「じゃあ、その返事を待ちますので。決まったら言ってください。別れるか別れないか、言う通りにしてあげるから、自分の意見を言ってください。」
元夫「…うん」
こんな感じだったと思う。
浮気調査完了後の対応
1.GPSをセットする
数日後、元夫の携帯のGPS機能をONにすることにした。
使うかどうかはわからなかったが、何かのタイミングで使えるかもしれないし、そういう物があるというので、使ってみたくなった。
携帯貸して、というと素直に貸した。GPSをセットします、と予告の上、セット。黙って従う元夫。
私が元夫の位置情報を要求すると、私の携帯に元夫の居場所が伝えられるらしかった。元夫にも私から位置情報の要求があったことが知らされる仕組みとのことだった。
特に使う必要はなかったんだけど、どういうふうに位置情報が送られてくるのか見てみたいと思って、一度位置情報を要求してみた。夜の8時ころだったかな。
そしたら…思いがけない位置に居ました🐭
新宿の駅から遠くもないけど、近くもない場所。会社の最寄り駅から数駅離れている。何だここ?
…ホテル街では??
…なんか怪しいけど、まぁいっか、という感じで普通に過ごしていると、
1時間ほどで元夫が帰宅した。そんな早い時間に帰ってきたことなんて無かった。GPSで居場所がバレたので慌てて帰ってきたのだろう。
そして、
「同僚と久しぶりに帰りに会ったから、一緒に新宿まで歩いて遠回りして帰ってきたんだ」
と、何やら必死に言い訳している。
会社からあるいて新宿駅に向かうとき、あんなところにはいない(しかも家と反対側)、と思ったが、ふぅん、と受け流す。
しかし、その慌てた様子から、浮気相手といっしょにいたことが確定した。おそらくその日は浮気ではなく、話し合いでもしていたのだろう。私に浮気がバレただけであんなに声が小さくなるのに、直後にまた浮気するほどの勇気は無いはずだと思っている。
2.離婚を決意する
元夫は帰りが遅く、朝は私が仕事に出かける頃に起きてきていたので、そんなに関わらなくても暮らせたが、会ったときには以前と特に変わらず、何事もなかったように暮らしていた。
返事を待つと言ってからおそらく2週間位だっただろうか、元夫は何も言ってこなかった。
オイ!何なんだ?
この対応の悪さ、情けない!!
本当に嫌になった。私、この人と結婚継続とかムリ、絶対に嫌、そういう気持ちになってきていた。
夫婦というのは運命共同体。最低でも信頼関係は欲しいところ。その信頼関係は崩壊し、元夫の弱くてずるい面がよく見えるようになった。
言う通りにしてあげるって言ったこと、撤回しないと!
私「返事を待ってたんだけど、忘れてるの?」
元夫「…」
私「もう十分待ったし、私も気が変わった。私、言う通りにするって言ったけど、やっぱり撤回する。私は離婚したい。もう一緒に暮らしても楽しくないし、信用できない。」
元夫「…はい」
私「…」
元夫「…」
私「あなたはどうしたい?」
元夫「…離婚したいなら…しょうがないです」
私「あなたがどうしたいか聞いてるんだけど。私が何と言ったからどうするかではなくて、自分の意見を言いなさいよ」
なんと情けない!弱虫!!自分の意見も言えないなんて。
そんなふうになるくらいなら不倫なんてするな!はっきりと謝罪することも、開き直ることもできないくせに。
…と言いたかったけど、言わなかった(と思う)。
また待つこと十数分、ようやく、元夫の「別れたい」という言葉を聞いた。
理由は、このまま一生私に頭が上がらないだろうから辛い、だと。
その理由も情けない。
そして、「相手とも別れます」と。
なぜだ。
(「夫の浮気の見つけ方⑤」につづく)
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